童話。連載中。
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 ある森に大きな湖がありました。その界隈でネコが一匹暮らしていました。 だからネコは食べ物を自分で探さなければなりませんでした。 湖で魚がはねました。ネコは魚が大好物でした。ネコの口からよだれが出ました。ネコは釣竿を投げ、糸を垂らして待ちました。 ネコは怠け者でいつも寝ていましたので、魚釣りの間も眠くなり、ついうとうとしていました。でもその時、大きな魚がかかっていたのです。 目を覚ましたネコは、両手を伸ばして大あくびをしました。一体自分は何をしていたのだろうと、首を回しました。 その釣竿は、思い入れの深い品物でした。かつてネコには兄がいて、二人で共同してネズミを捕まえたりしていましたが、病気で兄が死んでしまいました。そこへハトたちが現れました。ハトは楽器作りをなりわいとしていました。三味線を作るから兄の亡骸をくれというのです。もう、一緒にネズミを狩ることは出来ません。これからは魚釣りで食べていこう。そこで、兄の死骸を売ったお金で、サル達から素晴らしい釣竿を買って、それで暮らしを立てていたのです。 PR |
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童話『ネコとヒヨコ』 <童話を書き始めた理由> 小説は×、ケータイ小説は○、童話なら <執筆状態> 童話『ネコとヒヨコ』の構想
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